健康診断お疲れ様〜〜!
絶食いやすぎて終わってすぐミスドに駆け込んだ。朱音さんから食をとったら骨と皮しか残りませんよっ。お医者さんには「体重が1キロ減った以外は大丈夫そうですね」と言われて苦笑いしてしまった。
ドーナツをお供に今日はこれを読んでいた。
コミックエッセイなんですが、面白すぎませんか!?作者を含め出てくる人たちのキャラが濃くて思い出のインパクトがでかい…!
いやいやそんな強烈なエピソード持ってないよ!と思いつつも、小学校、中学校、高校、大学受験、そして社会人へと至るなかで、どこか共感してしまう空気がこちらに流れ込んでくる。やたら流行った消しゴム集め、1カ月も経たないうちに先輩後輩の空気ががっちりと決められた中学校、周りがファッションとか進路とか、どんどん大人になっていく流れに取り残されていった高校、みんなは社会に馴染んでいくのに自分だけが置いて行かれる寂しさ。
小学校の頃、友人とポテチを食べるだけで爆笑していた記憶は、今思い出しても何が可笑しかったのか全然わからないけど、謎の無限エネルギーで満ちていた子どもの頃の思い出って形は違えどみんな持っていて、だから共感してしまうのかもな。
1話の回収でもある最終話のシーンが効いているから、作品に通底する寂しさが胸に残る。
作中で山本さんは美大出身者に向けて「欲しかったのに得られなかったものを手に入れている人への嫉妬」を描いていたけど、私にとっては濃い時間を育むはずだった友人かもしれないなった思ったよ。このタイトルだけで私は嫉妬できちゃう。
読んでよかったな…