11月になりまして。こんばんは朱音です。
文化の日がお休みになるとは!嬉しくって、公的に本を買う口実を得た私がジュンク堂とアニメイトに行った結果、積読本が11冊追加されました。後悔は特にしてない。買った本もまた別でまとめたいな……語りたいの…
帰ってきてから、読書のお供に工芸茶デビューをしました。外出先で頂いたことはあるけどお家では初めて。
ルピシアの愛来花、ジャスミン茶。見た目は愛らしいのに、お湯を注ぎ足せばいくらでも飲めるというズボラにも向いているお茶。今日はずっと家に居るぞ!!と椅子に根を張る気満々な日のお供に常備しときたい。
白と赤の花がかわいかった
去年神保町のブックカフェで買ったという思い入れ付きの本、沢木耕太郎『春に散る』、開いてみると思っていたよりもテンポ感よく読めてすぐに読み切ってしまった。
老いた元ボクサー達が再会して共同生活を始めていくのですが、なんだか映画『メゾン・ド・ヒミコ』を観たくなってくる展開だ。社会に用意されている家族の枠組みに入れなかった人々は、老いと共にどう生きていけばいいんだろう。輝かしい過去の功績ではなく、果たせなかった夢を抱えてそれでも生きていかないといけない彼ら。『きのう何食べた?』で食が一貫して描かれているように、広岡たちが一緒に食事する場面が多くて興味深いね。
下巻を進めているのですが、生き方が投げやりに見えるけど才能と若さのある青年が入り込んできて益々展開が加速していきそう…!早く読みたい。
ちょっと憂鬱な内容の仕事が入って気が滅入ることも増えましたが、休みは相変わらず好きなことをして暮らしてます。バランスは大事。